10/14/2018

v2018から環境マップの仕様が少し変更されているようです。
環境マップはv2015.3以前ではサーフェイスエディタのEnviromentタブから、v2018ではサーフェイスエディタのShading Modelタブからアクセスします。
下図のRayTrace + Backdorop / Spherical Map ではv2015とv2018のレンダリング結果に変化はありませんが、Spherical Map (Only)では環境マップのみを描画するv2015に対して、v2018ではレイトレースの反射エリアを黒(マット)にするようです。又、v2015のBackdrop Onlyは背景画像のみを反射しますが、v2018ではそのBackdrop Onlyは無くなり、RayTrace Onlyが実装されています。このRayTrace Onlyは背景反射が黒(マット)になり、周囲の物体(ジオメトリ)をレイトレース反射します。
従来からあるv2015のSpherical MapとBackdrop Onlyは周囲にある全ての物体の反射を無視するオプションなので、レイトレース処理が凄く重かった時代に必要とされた疑似反射処理ですが、昨今ではこのようなチープな反射表現はもう必要無いと判断されたのか?これらのオプションは削除されています。
尚、v2018のSpherical Map OnlyとRayTrace Only に関しては環境マップ(疑似反射)とレイトレース反射(リアル反射)の合成用のオプションだと思われます。
補足)花柄の模様が環境マップでマッピング(疑似反射)されたテクスチャです。立方体の模様はカラー成分のプロシージャルテクスチャです。背景のグラデーションはGradient Backdropの設定です。

注)上図結果は体験版のレンダリングによります。又、文中は推測で書いている部分も含みますので正確な仕様はマニュアルでチェックして下さい。

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●ピックアップ
https://www.youtube.com/watch?v=dvsL_M31-go
上手い! 綾瀬はるかですよね(笑。

https://www.youtube.com/watch?v=bLgNryH9knI
LW2018のインスタンスアニメーション

https://www.youtube.com/watch?v=_hKU2oUFySA
カスタムなレンズフレアです。
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