11/13/2014

https://sidonia-3dmodel.com/index.php
シドニアの騎士のモデルデータを販売されてます。メインキャラがフリーだとは太っ腹ですっ。
星白モデルのシェイプが素敵だったので、何回かに分けて動かすとこまでやってみたいと思いす。


v9.6だとfbxではUV読み込めないのでobj形式でインポートします(v11.6であればfbxでOK)。
インポートすると、モデルの全UVが1マップに統合されてます。
このままUV0~1エリア内に全UVを配置すればこのUVでそのまま使えます。
(自分は主要UVマップのみをイメージ別に分けてみました)
サーフェイスに対するイメージの関連付け指示は添付のテキストファイルに記述されてます。
その通りに割り当てましょう(著作権とかあるので。。)。
ここまでは事前に用意されてるデータなので手間は掛かりません。


ボーン作成。
骨入れはレイアウトで行います。
髪とジャケットの裾・袖の揺れ物はボーンダイナミクスで揺らす予定。
右腕はひねりを加えるので多段階ボーンにしてます。
胸ボーンは揺れと脇の押さえ用を兼ねてます。
肩の2重ボーンは肩回りの変形制御用で、肩の上下動に胸のボーンが連動するようにコンストレインさせます。口の開閉(下歯)はボーンで行います。

オブジェクト(レイヤー)は7つに別けました。
・上半身(ジャケットの腰から上で分離・両手・両足・頭) ・腰から下のジャケット
・髪 ・右眼球 ・左眼球 ・下歯 ・ベルトとそのパーツ



ウェイトマップを作成。
髪はフロント・サイド・バックでウェイトを分けて揺れを分散させます。
下顎はボーンで動かすのでウェイト設定してます。
胴体と上腕のウェイトは一体です。脇の変形はボーンで制御します。
片足ワンウェイトで、膝の潰れを2重関節で抑えます。
腰の安全帯のジョイント部はボーンで動かすのでウェイ付けてます。
右から二番目の画像は揺れ物のコリジョン用ウェイトです。
手(指)はバーテックスペイントを使って一括でウェイト作成してます。


モーフマップを作成。
1カットの短いモーション予定なのでモーフは3つだけです。図左から瞼閉じ・微笑み・怒り。
星白のイメージを崩さないように控えめなモーフにしてます。
セルルックだと細かいディテールは飛んじゃいますが、顔なので丁寧に作ります。
瞼閉じは下瞼も若干上げ、上瞼の皺と下眉のオブジェクトは後方に移動させて隠します。
微笑みは目の下の頬も若干持ち上げます。怒りは眉間に軽く皺を寄せるようにします。



セットアップ(リギング)。
頭部にある球体(黄色ワイヤー)は髪のボーンダイナミクス用のスフィアコリジョンです。
まんま頭のジオメトリで衝突させるより高速に演算出来ます。
目には2つのボーンが有り、短いボーンは両目の焦点用で、長いボーンが片目単位で調整用のオフセットボーンです。オフセットボーンの親が焦点用ボーンになります。
胸部(肋骨)ボーンは肩ボーンにコンストレインしており、肩が上がれば肋骨が連動してせり上がります。又、肩に変形用の補助ボーンを入れてます。首に配置したNullにターゲットコンストレインさせて、肩をすくめた時の変位を補助します。お約束の胸揺れはFKの手付けで一際丁寧に動かします(笑。他、手足はいちおIKにしてますが今回の予定カットだと右足除きFK制御となります。



ここまでで、スキニングとか色々端折ってますので、この流れが=進行の流れではありません。
端折ってる部分はモチベーションが残ってれば後日追加します。


モーション作成。
オーバーアクションは控えて星白のイメージを大きく損ねないような動きを狙います。
キーポーズは2つ。沈み込みと蹴りポーズ。この中割(エクストリームポーズ)を作り、フェイシャルや揺れ物を詰め込みます。蹴りにはアンティック、フォロースルー、オーバーラッピング、ホールド、セトル等々の動きの表現手法が入ります。

尺が短いのでAスタンスのセットアップポーズから繋げました(苦笑。
「ヤーッ!」って声が聞こえてくれば成功です(笑。

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