LightWave Blogが更新されました。(既出)
Upcoming Performance Optimizations
https://blog.lightwave3d.com/2016/03/upcoming-lightwave-performances/
リグ及びキャッシュモデル(MDD)によるレイアウトのパフォーマンス比較デモです。
観たところ単一PC上で新旧2つのレイアウトを同時再生してるので、実速度(パフォーマンス)的
にはもう少し処理速度が向上すると思われますが、マシン環境は不明なので、
あくまでLW2015(旧)LWBeta(新)との対比デモです。_________________________________________
以下、これまでに出てきた情報をざっと纏めてみました。
(フォーラムでのコメント(開発サイド)もピックアップしています。よって、全てが決定事項では
ありませんし、一部、曖昧なニュアンスを主観解釈した部分もありますので注意下さい。)
1.統合メッシュシステム
・パフォーマンスアップ及びメモリ使用量やオーバーヘッドの低減。
・モデファイヤスタックの実装。
・将来的(次バージョン以降)にレイアウトにモデリングツール(システム)が統合される予定。
2.新レンダラー(PBRシステム対応)
・VPRとの完全互換
・FiberFXエンジンとの互換
・新マテリアル&シェーディングエンジンの実装。
・新ライト&カメラシステムの実装(時期不明)
3.新ボリュームエンジン
・ボリュームレンダリングの高速化。
・新レンダラー(PBR)と統合されている為、屈折・反射・ラジオシティ等、
物理的に正確なレンダリングが可能となる。
・ボリュームにノードや任意の画像及び全てのプロシージャルテクスチャの適用が可能となる。
4.FiberFXの改良
・レイトレース可能な仮想実体を持つファイバー&ファーレンダリングが可能となり、
厚み設定(mm)や物理的屈折・反射・透過・GIレンダリング、被写界深度、モーションブラー
が可能となる。
・ファイバー&ファー質感以外のマテリアル設定(金属等)が可能となる。
・髪専用マテリアルシェーダーの実装。
5.新レンダーバッファシステム
・レンダープロパティパネルからのバッファ設定となる。
・レンダーパスのユーザープリセットが実装される。
・VPRでバッファのレンダリングが可能となる。
6.その他、開発サイドからのコメントを抜粋
・次のリリースではモデラーの3rdPowersツール(プラグイン)がレイアウトでも利用出来る
ようになる。(モデファイヤスタック上で動作)
・VPRでマウスドラッグ箇所のレンダリング優先機能の実装。
・新UIの開発は既に行っているが、次のリリースでは全てのUI改革を期待しないで欲しい。
UIは段階的に進化していくが、次のリリースの一つとしてビューポートのフローティング対応。
・将来的に既存ダイナミクス系の各種FXツールはレガシー化するでしょう。
・次のバージョンでは既存レンダラーは廃止され新レンダラーに置き換わります。
(新レンダラーでの従来機能への対応はNPRは勿論、可能な限りサポート
するように努力している)
・グラフエディタの改革が必要なことを我々は認識しているので、次リリース以降の
いくつかのリリースナンバーでその改革は達成されるでしょう。
・グローバルノードエディタは開発中ですが次のリリースには含まれません。
・モデラーでは次のリリースで幾つかの非対称ツール(例:BandGlue、EditEdge)の
対称編集をサポートをしています。
・次のリリースには含まないが、モデリングツールにノード編集機能(レイアウトアニメーションとの
連携含)を実装する予定です。これは来年からの最も重要な開発目標の一つと言えます。
・レイアウトに基本的(頂点・エッジ・フェイスの移動、回転、拡縮、生成、削除等)な
モデリングツールを実装するのは次のリリース以降になります。
・次のリリースでモデラーの既存メッシュシステムには変化はありません。
つまり、次のリリースでモデリング(モデラー)のパフォーマンスが向上することはありません。
・新レンダラーのエンジンは主にアーノルドレンダラー(他レンダラーも含)を
参考にしています。
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