OpenSubdiv、OpenVDB、QtやPBR対応等々昨今の流行にしっかり付いて来てます。
又、新機能だけでなく既存機能の見直し強化も図れてるので、結構良いアップデートだと思います。
一方、Lightwaveは去年末に2015をリリースしたので、年内には新バージョンのリリースは無いかと思います。只、夏頃には何かアナウンスありそうな予感はしてますけど。。
1年半ぐらい前に当ブログでPBRの記事を書いて煽っていたのですが(笑、MODOに先越されてしまいましたね(苦笑。(リンク先ページの[ 1/17/2014 ]の記事です)
まぁ、PBRの流れは当然なのでどんどん対応してくのは当然ですが、どのソフトもPBRにレンズフレアが無視されてるのは個人的に解せません(笑。レンズエフェクトはコンポジットソフトで合成するのが通例ですが、どれもスプライトやフレア写真の合成なので光学的シミュレーションとして生成されていません(自分が知らないだけかも知れませんが)。たしか、3Dソフトで始めてレンズフレアを実装したのがLWだったと思います。なのでLWのレンズフレアは絶対どこよりも先に進化しなければいけません(笑。
以下に2011年のシーグラフでフィジカルベースドレンズフレアの論文があります。
http://resources.mpi-inf.mpg.de/lensflareRendering/
LWにはリアルレンズという実在するレンズを模倣したカメラが存在します。このレンズ機能を拡張・連携して、フィジカルなレンズエフェクト処理が実現出来れば、PBR要素の一つのアプローチとして特化出来るような気がするのですが。。と、妄想してみましたが、LWはそれ以前にやって欲しいことが山のようにありますからね。。無粋でしょうか。
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https://youtu.be/Vkfig-cyb84
ランディングギアのセットアップ動画ですが、観るべきことろはリギング工程ではなくてモーション(キー)管理です。マイナスフレームで機構内の可動タイミングを作成し、機構の始動タイミングは撮影カット内で制御するワークフローを組んでます。マイナスフレームはポージングのストック(ライブラリ)に利用したりしますが、この発想はモーションのストックですね。これを発展させた形がアニメーションレイヤーと言えますが、こういう機械的な動作は通常エクスプレション含むプラグインでガチガチに固めてしまう場合や、直接手付け或いはそのハイブリッドで組んだりもしますが、どれも一長一短で最適解はケースバイケースです。このビデオのチップスも機構内モーションとその制御を分離して作業出来る点では編集性の自由度が高く優れますが、シーンに存在する機構や制御コントローラーが多くなってくると詰むかもしれません。どこを参照してるかわかりずらくなるからです。(なので以前の記事にも書いたようにスケマティックビューの刷新が問われるのですが(笑。)
余談ですが、モーションミキサーだと機構内の再編集性は多少犠牲になりますけどタイミングとその全体像は掴みやすくなります。
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