3/16/2019

●Physical Sky (Hosek-Wilkie)  (以下v2019.0.3体験版にて)

・Surface Albedo(アルベド)
太陽(恒星)からの入射光に対する惑星表面の反射比を設定するパラメータです。
マニュアル(英)には、"私たちの惑星はほとんど水である為、青のデフォルト値を設定している。"と書かれていますが、実際のデフォルト値はRGB94のグレー色が設定されており青ではありません。又、その値は地球の可視幾何アルベド値(0.367)です(RGB256 * 0.367 = 93.952 ≒ RGB94)。

・Turbidity(濁度)
大気の濁度を設定するパラメータです。
星(恒星)からの光(波長)より空気中の粒子(水滴やほこり)が大きい場合、光が粒子に当たることで白く見える現象が起きます。これをミー散乱(Mie Scattaring)といいますが、この散乱現象を表現するパラメータです。

・Scattaring(散乱)
空のベース色を設定するパラメータです。これはレイリー散乱による色です。

・Tint(色合い)
空の色合いを調整するパラメータです。
ここで設定した色は上記Scattaring色に乗算されます。
白(RGB255)は1.0なのでScattaring色に影響しません。

・Max Luminace(最大輝度)
空の輝度を調整するパラメータです。
マニュアルに書かれているようにトーンマッピングを行うパラメータですが、値を上げればローキーとなり値を下げればハイキーとなるので、カメラの絞り(露出)のようなイメージでも良いかと思います。

・Sun Light (Hosek-Wilkie)に関して:
マニュアルにも書かれていますが、Physical Skyのアイテム指定でSun Light(Hosek-Wilkie)を選択した場合は、Sun Light側の明るさを0 lxに設定する必要があります。でなければ、光量は2倍になりノイズも増えます。又、テストした感覚ではレンダリングも倍程度重くなったので、この点は要注意です。

・Sun SpotによるPhysical SkyのTime Lapseテスト

・Physical Sky(v2019.0.3)気付いた不具合。
・レイヤーに対する星の前後位置が設定出来ない(v2019.0.3)
・Item指定でグレーアウトしたりしなかったり(笑。(v2019.0.3)

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