早くもLightWave 2015 のアップデートが来てます。
http://www.dstorm.co.jp/news/2014/1864.html
Update1ということで、LightWave 2015.1とナンバリングされてます。
体験版にはアップデート内容の記載は無いので、NTのフォーラムで上がってた修正内容のリンクを貼っておきます。
http://static.lightwave3d.com/downloads/installers/lightwave_2015/lightwave_2015-1_change-log_20141222.txt
この内容には書かれていない修正もいくつかあって、例えばABF UV Unwrapが起動出来ないと言ったバグも今回のアップデートで修正されていました。
気になったのが相変わらずFiberFXのバグが多発してることです。FiberFXは9.X実装以降、継続してバグが発生していてここまで長期間バグが続くと基本設計の欠陥を疑いたくなります(苦笑。勿論バグ修正を怠らないことは良いことなのですが、長期間に渡って潰しても潰しても出てくる状況というのは、どこか設計がおかしのでは?と勘ぐります。FPrimeやサスカッチを開発したヲォーリーさんのように2バージョンでバグを根絶するぐらいの気迫を見せて欲しいものです。
2015新機能解説ビデオ(D-Storm)
http://www.dstorm.co.jp/dsproducts/lw2015/onlinevideos.html
2015新機能解説ビデオ(LW3DG)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBscyc2_NuEDiXxnwjN7lG8vLYXlG6IQ0
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エンベロープでのダブルクリックのワークフローに関して下の記事に書きましたが、これと似た反則ワークフローが2015で新規実装されたモデラーでのマウスホイルーのズーム操作にも該当します。
LWでのマウスカーソルがビュー上に位置する時の基本操作は、Altキーとのコンビネーションとなっています。ビュー移動はAlt+Shiftマウスドラッグ、ビュー回転はAlt+マウスドラッグ、ビュー拡大縮小はAlt+Ctrl+マウスドラッグです。どのビュー操作もAltキーとのコンビネーションで構成されます。これがLWのビュー操作のワークフローでありルールです。
では、今回新規実装されたマウスホイールのビューズーム操作はどうでしょうか。
ホイール操作だけで実行できちゃいます。Altキーは必要ありません。一見するとAltキーを押す手間が必要無いのでこっちのほうが便利じゃない。と思ってしまうかもしれませんが、それは目先の便利だけを見た場合に限ります。LWの総合的なワークフローとして見るとこれではイケナイのです。レイアウト側でも以前からビューズーム操作に同じようにマウスホイールが利用出来ますが、こちら側はきちっとAltキーとのコンビネーション操作になっています。言い方悪いですが、LWという1つの統合ソフト内で基本の操作性が異なる状況を自ら作り出しているのです(苦笑。異なる操作性ってのはワークフローの混乱を招くだけでなく、LWの扱いやすさの評価を下げる一因にもなります。
この先LWが大きく刷新されルールも改定され、今のモデラーを捨てる方向であるのなら、このような実装も無視できますが、既存モデラーを改良し続けていくのであれば、目先の便利だけしか見てないような実装は避けて欲しいものです。
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